パソコンPOSとは

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「パソコンPOSとは」市販されているパソコンにPOSアプリケーションソフトをインストールして、POSシステムにしたものを「パソコンPOS」と呼称したものである。

今までのPOSシステムは、POS専用の筐体の中にそれ専用のソフトウェアがインストールされ一体として販売されていた。
そのため、ハードウェア、ソフトウェア別々の選択ができずに、 必要であればカスタマイズという方法にて多くの費用を費やすことになり、コスト増大の一因となっていた。

日本では、パソコンの形のまま使用するPOSシステムも、POSメーカの作成したレジの形をしたPOSシステムも総じて「パソコンPOS」という言い方をしているが、
海外ではパソコンの形のまま使用するPOSを「パソコンPOS」、レジの形をしたPOSシステムを「パソコン・ベースド・POS」と明確に使い分けている。

なお、「パソコンPOS」と「パソコン・ベースド・POS」の違いは、単に「市販パソコン」と「専用レジ型POS」の違いだけではない。

「市販パソコン」で動くものはメーカ、型式、OSに左右されず常に標準的な環境下で動くシステムとして構築される。

かたや「専用レジ型パソコン」の場合は搭載される周辺機器(レシート・カスタマディスプレイ・バーコードリーダ・ドロア等)において常にメーカの指定機種でなくてはならず、 それ専用にプログラムもカスタマイズされ、メーカ、機種ごとに異なったプログラム作成が要求される。

そのためソフトウェアの標準化とは言いがたい機種依存型のシステムとなる。

 

ソフトウェアの標準化ができない従来型のPOS専用機用に開発された機種依存の強いソフトウェアは、そのシステムの陳腐化とともに使い捨てになってしまう。

POSメーカのPOSシステムは1つのラインナップは長くて4-6年。
そのため、4-6年前に導入したPOSシステムの入替えをすると、すでにそれと同一機種はモデルチェンジしてなくなっており、何百万円もかけてカスタマイズしたプログラムが同じメーカであってもすべて作り直しになるケースが多くなる。
これはハードとソフトが一体であり、機種が変わることによってプログラムもすべて買い直しているからである。

なお、「パソコンPOS」は常にメーカ・機種に依存せず、ソフトの継承・ハード交換・機種交換が可能となっている。

ウィキペディアより



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